2007年07月26日

周辺産油国にも影響 クエート通貨切り上げ

今年5月20日に対ドルペツグを廃止したクエートは25日3回目の対ドルレートを1.7%切り上げ通算で廃止後2.5%デナールは上昇し当局の先行きインフレに対する懸念の強さを印象ずけています、ドルペツグを採用していた湾岸6カ国はクエートがまず廃止に踏み切りました、先行きの他の5カ国の廃止を予測しUAEとサウジの通貨が投資的な目的で買われています
これと似たような通貨の展開は人民幣ですが多少環境が違います、こちらはもし廃止されればある程度市場動向に左右され始めます、人民幣は人民銀行の膨大な資金による介入により対ドルレートは日々市場に公表されている状態です、ドル資産離れにつながらなければ良いのですが。
posted by 杉山哲夫 at 10:28| Comment(0) | TrackBack(0) | 国際金融市場 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

世界の為替市場と円の超低金利

グローバル経済が展開されている中で日本の政策金利の低さは異常といえます、円キャリートレードのもたらす為替市場への影響は身近なユーロ、ドル、豪ドル、NZドルのみならずトルコリラに大きく影響していることは衆知の事実であり短期金利が17.5%のトルコ通貨の高金利に資金が流入しています、日本円をトルコリラに投資を1年前にしていれば今日では対円の上昇27%プラス17%の金利が入り45%近い投資額の増加です、中国は投資を抑制し預金に戻るように20日金利の調整をしましたが(効果なし)、米国はともかくユーロを含めインフレの先行きを考慮した各国の中央銀行は躊躇無く政策金利の引き上げを発表しています、NZは金利を再引き上げをしました。 輸入物価がもたらす自国内の消費財の価格の上昇を考慮すれば当然といえますが日本の場合にはどうなのでしょうか。 日銀は適切な先行き(ルツクフォーワード)を予測した金利の引き上げをなすべきであると筆者は思います、金利の引き上げはマイナス面ばかり強調されていますがプラスの要因のほうがより多くなると判断します、増税感の強い今日昨日
受け取り利息の増加は心理的に好影響を消費者にあたえるとみています。
posted by 杉山哲夫 at 10:14| Comment(4) | TrackBack(1) | 国際金融市場 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年07月20日

中国経済(過熱)鮮明、インフレ懸念台頭

今年上半期の国内総生産(GDP)の実質成長率は11.5%の高率に、過熱を否定する根拠であるCPIも6月には4.4%の上昇、中国政府の低所得、貧困等底上げに取り組む胡政権は大きな難題に直面しています、貿易黒字、銀行貸し出し、固定資産投資等の過剰を沈静化するために追加投資の認可制限、断続的な金利の引き上げなで景気抑制策をつずけてきた。しかし実情は第1四半期、第2四半期共に11%を超える成長となり寧ろ加速しており8%の目標からは大きく乖離している、このような環境の中で中央銀行は金利の引き上げを近々行なうのは必至と観測されています。 このように政府は経済のコントロールができなくなりつつあると筆者は見ています、しかし北京オリムピツクまでは現況が継続すると見ます、もし株式市場が崩壊すればその他の不満をふくめて一挙に火を噴く可能性があるからです。今年は6年に一度の全人代が年後半に有り胡政権の正念場の年でもあるのです。
posted by 杉山哲夫 at 10:39| Comment(0) | TrackBack(1) | 中国市場 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする