2006年08月25日

日本の消費者物価指数

世界の金融市場が今一番の関心をもつて注目しているのはインフレの動向を示す消費者物価指数です、日本の消費者物指数も5月を100として価格変動の激しい生鮮食料品を除いた数値を新しい基準として出しています、今日発表された数値は0.2%の上昇、旧指数では0.6%となりました。100.1です。 この数値を受けて近いうちに政府は脱デフレ宣言をすると観測されます。
posted by 杉山哲夫 at 14:06| Comment(0) | TrackBack(1) | 日本金融市場 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年08月23日

米国の対中国貿易

裕福な先進国は雇用と賃金に関する二重の不安に苛まれ、グローバライゼーションを益々脅威と感じて、貿易の自由化や開放に向けた方向を後退させている、米国と中国との貿易摩擦がその代表、米国の貯蓄率がゼロ%のとどまる限り巨額の経常赤字、貿易赤字はけいぞくする、これは富に依存し、貯蓄の少ない米国経済の宿命です。 過去10年間の中国の輸出増加のうち3分の2近くは(多国籍企業、中国子会社、海外企業との合弁会社)など海外出資企業によるものであり認識すべきです、言い換えれば中国企業が不平等な競争をおこなつていると西側の非難は当たらないのではないか、2005年度の対中赤字は2000億ドルになり、全体の25%を占めている数字上の事実は認めざるを得ないことです。 最近の対中国に対する米国の対応は中国を対象とする通商関連法案は過去20本以上議会に提出されているが、9月のポールソン財務長官の中国訪問は今後の米国の対中国戦略を観測する最大の機会であり、無論人民幣のより早い切り上げ等を要求することを含めて詳細を知る必要が大切だと想われます。
posted by 杉山哲夫 at 10:30| Comment(0) | TrackBack(0) | 国際金融市場 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年08月11日

中国元(人民幣)は近く変動幅を拡大?

とどまるところを知らない米国の対中国の貿易赤字、のみならず中国の外貨準備の増加は極限値まできている感があり、中間選袖を11月に控えるブツシュ政権がこの先中国の為替政策に強く迫ることは明らかであり、そこで登場するのが新しい財務長官 ポールソン長官の9月訪中です、彼の訪中前後に何らかの顕著な変化がおきないとなればポールソン長官の(面子)はどうなりますか、中国は(面子)を非常に考慮する国です、だから筆者は何らかの動きが近いうちにあると予測します、長官の訪中前が可能性は高いとおもいます、なぜなら訪中後になると外圧におされたといわれるからです。 現在の0.3%のバンドレンジは寧ろ悪用されています。
posted by 杉山哲夫 at 11:23| Comment(0) | TrackBack(0) | 国際金融市場 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

VERYのVは金利の引き上げ観測

欧州中央銀行(ECB)は3日政策金利の引き上げを年2.75%から3.00%に引き上げました、引き上げのコメントの中で総裁が(非常に綿密に監視)と表現した(非常)VERYのVのことです、金融の世界ではFEDウワチヤー、日銀のウワツチャー、ECBにも存在し彼らは中央銀行の言動を細目ももらさずに分析し
その今後の動向を分析しています。今までの例では(綿密に監視)は利上げ3ヶ月前、(非常に綿密に監視)は利上げ2ヶ月前(強い警戒)1ヶ月前とモニターされます、したがつて3日後のコメントの中で従来2ヶ月前の例でいけば10月のECBで再引き上げと予測される、現在の市場のセンチメントは10月に0.25%、更に12月に0.25%即ち年率3.5%と予測を始めています、参考のために為替の金利差に注目する投資家の方々は米国金利が現在5.25%でありECBの金利が3.00% ドルとユーロ金利差は2.25%であることを記憶すべきです。
もしユーロ金利が年末までに3.5%となれば現状の金利差を維持するとの観測から米国も5.75%にならないとユーロ高ドル安が起きる可能性があるからです。
為替の相場を見る上でこのように分析するのも楽しくありませんか?
posted by 杉山哲夫 at 11:08| Comment(0) | TrackBack(0) | 国際金融市場 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

国内株運用基準脱TOPIX 年金連合会

企業年金連合会の国内株式パッシブ運用の基準として使う株価指数をこれまでの東証株価指数(TOPIX)から(ラツセル野村プライム指数)に着替えたことが判りました、TOPIXは流動性に係わらず東証1部の全上場銘柄を含むため資金量が大きいと運用が難しくなるためと言われている。ラツセル野村は3800の国内全上場銘柄のうち、時価総額上位(浮動株ベース)1000銘柄にしぼつて構成されている、この指数は銘柄の入れ替えが年1回だけであり、TOPIXは新規上場があるために銘柄を追加する必要があり思惑買いによる株価上昇もありうる、例えば2部から1部に上場昇格予想等が出ればこのような動向を助長している。 言い換えれば先回り買いで株価が上昇すればTOPIX連動の投資家は(高値ずかみ)となるリスクも大きくなる傾向もあり、現に上昇終了後は利食いが起こり株価は下落する傾向がある。 TOPIX連動型年金の運用者は組みいれタイミングを多少ずらすといわれているがETF(連動型上場投資信託)はこのようなリスクを避けられません、企業年金連合会の切り替えが今後各個別の企業年金も追従するかが焦点でとなります(これも開示されない見えないリスクであり市民投資家は知る権利があります)
posted by 杉山哲夫 at 10:40| Comment(0) | TrackBack(2) | 日本金融市場 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする